新型コロナウイルスの感染拡大による影響は、私達の生活から経済活動まで大きく「コロナショック」と呼ばれています。
ここまで大きい経済の影響はリーマンショック以来の影響ですが、株や為替の変動がニュースで取り上げれたことで、投資に関心を持つ人が増えています。
全国民に給付された特別給付金の10万円を投資に運用すると答えた人もいるほどで、働かなくても利益を出す方法への関心が高まっています。
投資といえば株式投資やFXといったものを想像する人も多いと思いますが、投資は何も株やFXといったものが全てではありません。
コロナショックで暴落した株に対して比較的顕著に推移したのが不動産と金です。
この2つは将来有望な投資商品ですが、今回はFXや株といった投資や不動産や金といった現物資産を比較して今から始めるならどちらがオススメなのかをお伝えしたいと思います。
投資に興味はあるものの、何から始めれば良いか分からない人は参考にしてみてください。
投資初心者から見る「手軽さ」と「始めやすさ」
株やFX、金といったインターネット使えばすぐに始めれれる投資と比べ、不動産は手続きや下見と手間が必要になります。
証券会社に口座がない人でも、数日から1週間程度で数万円といった少額から投資を始められる点も株やFXに軍配が上がります。ただ、不動産に比べると資金面も少なくても充分始められるため、自身の資金に見合わない過剰な取引をしてしまう人が多いのが注意点です。
思い立ったらすぐに投資家としてデビューすることができますので、まずは余剰資金で株式取引というものがどういうものかを理解することから始めてみましょう。
最近ではLINEアプリで余ったポイントを使って手軽に株を購入することができるようになっているので、試しに好きな銘柄を購入してもいいかもしれません。
長期的にみた利益率の高さ
株などの投資では配当や優待券といった副産物があるのも特徴的ですが、食品メーカーや化粧メーカ、ゲームといった自分の好きなジャンルの会社に投資することができるのも楽しみの1つです。
しかし、投資である以上は利益を生み出すことは重要です。
株式投資では、購入したその日のうちに売却して理系にするといった短期トレードができるので、スキマ時間や仕事中に値動きが発生すれば利益を得ることが可能です。
もちろん、短期間で利益を得ようとすればリスクが高くなるので、損失が発生することも考慮しなければいけません。
不動産投資の場合には、主に賃貸収入になるため時間は必要になりますが、長期的に見ると利益は大きくなります。
また、不動産投資では金融機関の融資を利用することができるので、自己資金だけで投資するFXや株といった運用方法に比べれば投資効果をさらに大きくすることができます。
自己資金が減る可能性「リスク」の大きさ
「株」「金」「FX」「不動産」どんな投資にも当たり前ですがリスクがあります。
もちろん、資金が全て0になってしまうリスクは避けなければいけませんが、分散投資や損切りといった損失を抑える手法もありますし、不動産の場合は物件選びや資金計画といったリスクを適切に管理することが可能です。
「金」の場合には有事の際に値上がりする特徴から、新型コロナウイルスが世界的に広まった際には今まで無いぐらいの高値を記録したのでタイミングも重要です。
しかし、しっかりと情報収集を行い、利益を出すために必要なリスクを考慮することを考えれば、資金がゼロになる可能性が高いFXを除けば充分に誰でも対策が可能になっています。
もしも株や不動産ではなく、FXを検討している人は注意しておきましょう。
資産形成の効率力
資産形成に大きく関わるのが運用効率です。
時間を使って運用することで大きな利益を生むことができる投資では、投資効率が高いほど多くの資産を形成することが可能になります。
株には信用取引といった自己資金の約3倍まで投資することができますし、FXでは海外口座を使えば自己資金の最大1000倍といったお金で取引することが可能なため、運用効率を高めることができる仕組みがあります。
しかし、不動産投資でも金融機関の融資が利用できるため、融資額によって圧倒的な投資効率を実現することは可能です。
例えばですが、自己資金1000万円で5000万円の収益物件を購入するとレバレッジは5倍になります、株の信用取引である3倍を上回るため、不動産投資では賃貸収益をローンの返済に充て、完済後に収益物件という現物資産が完璧な形で手元に残すことができます。
こうなれば不労所得の完成です。
このように他人資本を活用できるぶんだけ不動産投資は効率が高く、メリットを上手く活用することができれば不動産投資に軍配が上がります。
将来を見据えた老後への貯金
将来や老後への蓄えに必要なのは長期的な資産形成と収入源の確保です。
金融庁の発表では、老後のお金が2000万円足りなくなる可能性があると言われており、老後への蓄えが年金だけでは不足する問題があります。そして、定年を過ぎても働くことはできますが、どうしても給料は安くなります。
そのため、長期的な資産構築と収入源は将来のことを考えれば必要です。
株では企業の成長や配当収入を前提とした長期投資を行うことができますが、融資を活用したレバレッジを考慮すると資産形成の力が高い不動産の方がオススメです。
流動性の高さ
所有している資産に限らず、物の価値は需要と供給で決まります。
資産を現金化しやすいかどうかというのも投資においては重要であり、つまりは流動性が低い資産の場合には現金に替えることが難しい場合があります。
不動産は買主を探す活動が必要で、数ヶ月という時間を要する場合がありますが、株については証券取引所ですぐに売却することができるので流動性については株が有利になります。
金については世界的に経済が不安定な有事の時以外にも価値は非常に高いので、流動性について困ることはないでしょう。
その点を考えると世界中で価値が認められている金が最もオススメかもしれません。
まとめ
新型コロナウイルスの影響で多くの人が生活だけではなく、お金を得る方法も見つめ直されています。
リモートワークといったオンラインが仕事をやり方を変え、個人でも収入を得ることができるということを改めて認知しました。
それと同時に、「自分に何ができるのか?」と自問する人多くなっていますので、スキルを身に着けて副業と考えるひともいれば、将来的に必要な資産形成を今から見据えて投資すると人と様々です。
今回紹介したオススメの投資は、後者の将来を見据えた人がへ向けた内容になりますが、それでもいつ始めても遅いということはありません。
今回の教訓から万が一を考え、貯金だけではなく継続的な収入源やお金に替えることができる資産を構築することは、いずれ老後を意識すればやらなくてはいけません。なので、長期的な視点でメリット得ながら、リスクを抑えて資産形成力の高い投資をできるように考えていきましょう。
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