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純金積立で最適な純金融資産のバランスを実現!金投資のメリットとは?

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純金積立で最適な純金融資産のバランスを実現!金投資のメリットとは?

金の延べ棒やコイン、日本では小判として描かれることが多い「金」ですが、富裕層が財産として沢山保有していたり、トレジャーハンターが探す金銀財宝、悪代官の賄賂といった形で、映画やドラマでも価値あるものとして「金」は演出される機会が多くあります。

 

その希少性の高さから、お金の代わりに使われるという役割を持っていた時代もあったため、世界的に通貨的な側面も強く持っており、無国籍通貨と呼ばれることもあるほどです。

 

また、「有事の金」と言われるように安全資産としても人気が高く、資産を特定の通貨だけで保有することで発生する資産価値を下げることを防ぐことも可能です。

 

もちろん、価値あると想像されることの多い「金」の価格は非常に高く、100グラム購入するだけでも数十万円必要になることもあります。しかし、純金積立と呼ばれる少額からでも「金」を購入することが可能な投資に現在人気が集まっています。

 

保有している純金融資産の割合では、全体の10%を「金」で保有することがベストな資産バランスだと言われますが、今回は「金」を少額からでも購入可能な純金積立について説明していきたいと思います。

純金積立のメリットやデメリットを理解して、資産価値が揺るがない最適なバランスで保てるようになりましょう。

 

純金融資産とは?

純金融資産とは、保有する預貯金・株式・投資信託・債券・金といった金融資産の合計金額から「負債」を差し引いた資産のことを意味します。簡単にいえば換金可能なあなたの財産になります。

 

純金積立とは?

純金積立とは?

純金積立とは、一定の金額で金地金を購入する金融商品の一種になります。

イメージ通り金を購入していく資産を築いていくやり方になりますが、他の金だけではなくプラチナ積立というのもあります。

 

両方取り扱っている会社によっては「純金・プラチナ積立」と呼ばれることもありますが、基本的には毎月一定金額の代金を証券口座から引き落として自動的に純金を買い付けるというものです。

 

純金といえば高額なイメージで庶民には手が出しづらい印象かもしれませんが、大量の純金を購入するのではなく、少しずつ購入して資産としての価値を確立するというものが純金積立になります。

もちろん、金の価値も常に変わっていますので、安いときに買って高いときに売ることができれば大きな利益を生むことも可能です。

 

純金積立の積立方法の流れ

純金の積立と聞くと少し壁を感じてしまいますが、毎月の積立金額は3000円以上1000円単位で設定が可能です。

純金の積立方法

つまり、毎月数千円が自動的に口座から引き落とされて純金を購入されるようになるので、イメージとしては貯金箱に小銭を入れるかわりに金を買うような形でしょうか。

3000円以上の金額は小銭ではありませんが、特別所得が高い人だけが購入できるというものではなく、個人でも出来る範囲の金額で行える純金融資産の築き方とも言えます。

 

また、金の価値も常に変動していますが、ドルコスト平均法(毎月一定金額を購入して平均価格を下げる方法)のような形で金を購入するため、価格が高いときには買付量は少なく、逆に価格が安くなれば買付量を多くできます。得をすることも損をすることも可能性としては低く、安定した資産になりえます。

 

しかし、金の価値が急騰急落する可能性も全くないというわけではありません。

 

一般的にいわれている純金融資産の中で理想的な金のバランスは10%です。

つまり全体的な資産のなかで、特定の投資先に集中して購入するよりも、金額が小さくても少しずつ金を積み立てていき、10%を目安に金を純金融資産として保有するように考えるのがベストになります。

純金資産の割合引用元:田中貴金属工業

ちなみに地金で引き出しを要求した場合には、取扱会社が保有している金地金から引き渡して対応してくれることになっています。また、金の価格が上昇していれば、取引会社へ売却することで差額分の利益を得ることもでき、金貨や宝飾品との交換も可能です。

 

そして、インターネットを通してのオンライントレードを行い、株式や為替・商品先物取引と同様に金の売却やスポット買付をリアルタイムですることで利益を出すという方法もありますので、純金積立以外で金を使った取引をおこない利益を得る方法も存在します。

 

純金積立を10年間続けるとどれぐらい儲かる?

純金積立が毎月一定額のお金で純金を購入する運用手法とお伝えしました。

では、実際に毎月口座から10,000円引き落とされて自動的に購入した場合、10年後にはいくらになっているのかシュミュレーションしてみたいと思います。

 

平均的な金の価格が5,000円だと仮定して毎月1万円購入を続けていくと…..

運用期間 購入量(g) 購入価格(円)
2020年1月 2 10,000円
2020年2月 1.8 10,000円
約10年後
2029年12月 2.1 10,000円
2030年1月 2.04 10,000円
合計 256.1 1,200,000円

10年後の現金換金価格が5,500円になっていた場合、売却額は5,500円×256.1g=1,408,550円になります。つまり、208,550円の利益が発生します。

 

もちろん、利益を優先的に考えているのなら、金の価格が大きく上昇した際に換金してしまうのもいいかもしれません。しかし、同時に金の価格が下るとすぐに手放してしまうようでは、純金積立で資産を築く必要性が薄れてしまいます。

 

金だけに関わらず、どんなものも需要と供給で価格が常に変動しているので、価格の変動に振り回されながら将来的に価値が上がることだけに目を向けて積み立てることは控えましょう。

 

利益ではなく、あくまで資産を安全に保ちながら築いていくために純金融資産の10%を目安として積み立てていくのが重要です。

 

純金積立の3つのメリット

純金積立のメリット

純金積立の基本的なことは理解できたと思いますが、次は純金積立のメリットを細かく解説していきたいと思います。

 

純金積立には3つのメリットがあります。

それは「少額から投資可能」「ドルコスト平均法で購入単価を下げられる」「換金時に現物にできる」というものです。

 

これは他の投資では難しいメリットになりますので、理解したうえであなたに純金積立が合っているのかを見極めていきましょう。

 

メリット①少額から投資が可能

他の投資に比べると純金積立は最低購入価格はあるものの、1000円単位から購入が可能になっています。

 

金地金(延べ棒)タイプを購入するのに比べて、純金積立はまとまった量を購入する必要はないので金額を落として購入することが可能です。金地金を現物で購入する際には500g~1kgからの購入が一般的で普通のサラリーマンでは簡単に手が出るものではありません。

2020年1月現在は、金の相場は1kgが約600万円ほどになり、500gだとしても300万円ほどの大金を必要とします。仮に500g以下を購入したいと考えても、500g以下の大きさの金は流通するサイズではないため、加工費用として余計な手数料が必要になってしまいます。

 

しかし、純金積立なら一度に大きな量を購入する必要がないため、と少額から金を購入することができます。

 

メリット②ドルコスト平均法で平均価格が安くできる

純金積立で一番のメリットと言っても過言ではないのが、毎月1000円という少額から積立購入を行うことができることですが、この少額から購入することができるということは、毎月一定金額を購入することで一度の購入量の調整を行えるので、特別購入費用が高くなるということがないということです。

 

つまり、高いときには金の購入料が減り、安いときには金の購入量を増やすことができるので、平均購入単価を標準化できる「ドルコスト平均法」と同じ効果を純金積立でも得ることができます。

 

金を安いときに毎回購入することができれば一番いいですが、プロですら価格の予測を確実に行うことはできませんので、毎日変化している金の価格を平均化して購入する必要は、価格のブレが生じても価格を平均化できるとして他の投資にはないメリットになります。

 

短期的な売買では平均化が難しいため意味がありませんが、純金積立のように少額から投資が可能で時間をかけて資産を育てていくような投資の場合には、長時間続けるほどメリットが大きくなります。

 

メリット③金地金(金の延べ棒など)への現物化もできる

純金積立を長期間継続して積み立てていくことで、規定量になれば金の現物と交換することも可能になっっています。

 

金地金以外にも金貨やジュエリーといったものに交換ができますし、解約して現金化することもできます。金地金の購入の場合には最初から決まったサイズの現物を購入することになりますが、純金積立だとあとからどんな形の純金に交換するのかを選ぶこともできます。

 

地金とは?

地金とは金属を貯蔵しやすいような形で固めたものです。 金属塊。インゴット、、金の延べ棒などがイメージしやすいと思います。

 

純金積立の3つのデメリット

純金積立のデメリット

純金積立のメリットを活かすことで、大きな初期投資しなくても純金という資産を築けるとお伝えしました。

しかし、メリットだけではなく、デメリットにも目を向けることは重要です。

 

今の時代は銀行口座に預金しているだけでは昔と違ってお金は増えませんし、今後銀行の口座維持手数料の導入といった預けているだけ資産が目減りしてしまうことも考えられます。

かといって純金積立で大きなな利益を狙うことは返って損失を発生させる原因にもなりかえません。

 

メリットの次は純金積立を行ううえで初心者が注意しておかなければいけないデメリットを3つご紹介したいと思います。

 

メリットだけではなくデメリットも理解したうえで、あなたの経済状況や性格的に純金積立が合っているの確かめていきましょう。

 

デメリット①価格変動のリスクがある

メリットでもお伝えしたように、純金積立を長期間行って継続していき、もしも金の価値が上昇していれば換金するときに大きな利益を生むことになります。

 

しかし、逆に価値が下がっていた場合には換金する金額も低くなってしまうため、損失になってしまいます。金は安定した資産ではありますが、購入時よりも価値が下がる可能性があることは配慮しておきましょう。

 

積立型の投資は基本的に長期投資が前提です。

自動的に口座から引き落とされて購入されているため、気づいたときには金の価値が大きく下がっていたということも考えられます。もちろん、価値が落ちていたからといってすぐに換金するのは長期投資が前提の純金積立では悪手になります。

 

金そのものに価値があるため、株や債券のように価値がゼロになることはありませんが、相場のチェックを怠って売買を行うと大きな損失を抱える可能性もあります。

 

基本的に金(GOLD)はアメリカの米ドルと相反する値動きをするといわれ、世界的に景気が悪くなると投資家が安定資産である金を購入するため、世界の景気を知る指標としても知られています。

逆にアメリカを中心として世界的に景気がいい場合には、株や不動産といった他のものにお金を投資するため、金の価値は下がると考えられています。

 

デメリット②積立型なので短期で利益は難しい

純金積立は「ドルコスト平均法」に基づいた投資になります。

所得コストを安くできるというメリットがある反面で、短期間での売買で高い売却益を得ることは難しくなっています。

 

為替取引や株取引などでは取引時間によって大きな利益を発生させることは可能ですが、少額で少しずつ資金を金に移していく純金積立の場合は、高い利益が短期間に発生することはほとんどありません。

 

金投資で高いリターンを狙うのであれば、金価格が下がったところで一気に購入して高くなったところを予測して一気に売るという、価格の差額を予測して狙ったギャンブルのような方法になってしまいます。

もしも、短期的な取引で大きな利益を狙いたいのであれば、株やFXといったレバッジで少額で大きな取引をする方が有効かもしれません。

 

デメリット③手数料が高い

純金積立は取扱業者によって異なりますが、年間費手数料が必要になります。

これは金という現物への投資だからこそかかるコストであり、この点は他の投資にはないデメリットになります。

 

自動的に口座から引き落とされる純金積立ですが、購入時に一定の手数料が掛かり、例えば田中貴金属の純金積立では30,000円以下は2.5%、50,000円以下は2.0%の積立手数料率になっています。

田中貴金属の純金積立手数料

参照元:田中貴金属

50,000円以上になると1.5%と手数料も安くなりますが、田中貴金属では保管料(年間費)がないため他の取扱業者に比べると純金積立をより有利に始めることができます。

 

他の取扱業者でも年間費がかからない場合がありますが、その分積み立て手数料率が購入金額に関係なく定額だったりと、年間費を手数料で多くとっている会社も多くあります。

 

純金積立で注意する事とは?

純金積立の注意点

金価格は常に変動していますので、現金で売却する際には金価格も重要になり、手数料を含めた投資金額よりも下回っている場合もあります。

それでも純金融資産の10%を目安として純金積立するのであれば、大きな損失にはなりづらい点もメリットといえなくはないかもしれません。

 

預金や株と違って利息や配当はありませんが、それでも安全資産としては10%ほどの純金資産は良いバランスです。

 

ただ、純金積立で注意しておくなくてはいけないのはデメリットだけではなく、預かり形式も重要になります。

 

預けた純金を他の資産と区分して管理して会社が保証してくれる「特定保管方式」。

金の所有権が利用者から取扱会社に移転する「消費寄託方式」の2つがあります。

 

ここで気をつけておくべきことは「消費寄託」方式で、消費寄託方式の場合はあなたの純金を預かっている取り扱い業者が倒産してしまった場合、純金の返還を請求できる権利は残りますが、積み立てた純金がすべて戻ってくるとは限りませんで注意しておきましょう。

 

純金積立が向いている人は?

純金積立に向いている人

純金積立の基本的なことやメリット・デメリットをお伝えしてきましたが、ここまでを踏まえると純金積立が向いているタイプの人は投資初心者の人です。

 

投資経験もなく、「大きな資金をいきなり使うのは躊躇ってしまう….」というタイプの投資未経験の人は、少しずつ口座から自動的に引き落とされる純金積立には最適なタイプであり、純金融資産で10%を金に保有するという理想の資産形成も無理なく1000円単位から行うことができるためです。

 

純金積立の安全性や少額から投資が可能、また資産として価値が下がりづらいという点を考えるのであれば、特定の銘柄を選ぶ株や値動きを読む必要があるFXよりも無難に行うことができる投資手法といえます。

 

一般に投資と聞くと、株式投資やFXというイメージを抱きがちですが、投資の基本は時間を使ってリスクを限りなく下げて利益を伸ばすというものです。

 

対して、金への投資は価値がゼロにならないという点で安全性は高く、投資の経験がないタイプの初心者に向いている投資方法になります。

 

もしも、今後の人生で少しでも将来を見据えて資産形成を行いたいという人は、無理のない資産形成の1つとして純金積立を実践してみてはいかがでしょうか。

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