不動産オーナーはどの地域を中心に物件を購入しているのか?
日本には多くの不動産があります。ただ、全ての物件が不動産投資を目的に建てられているわけではありませんので、当然利便性や住心地だけで判断することができず、人口の集中には偏りが生じます。
そんな日本に多くある物件の中でも、不動産投資で利益を目的に行うのであれば購入する地域は慎重に考える必要がありますが、実際に不動産経営を行っている人はどの地域で物件を購入しているのでしょうか。
日本財託グループの調べでは、以下のグラフを見てわかるように人口が多い関東を中心に不動産を購入しているオーナーが多く、その中でも東京を中心に物件の下見をする人が多くなっています。
日本で最も人口が多い東京は不動産経営を行うには最適な地域ですが、需要が高いということは当然物件価格も高い傾向にあり、地方から東京の物件を購入する際には下見も大変ということから、住んでいる地域から遠くない場所の物件を選ぶオーナーが多くなっています。
ただ、人口の多さから不動産を検討する人の数も多く、新築でもワンルームであれば2〜3000万円程度で購入できるのであれば中古で購入して購入価格を抑えよう考えるサラリーマンも多く、想像よりもハードルは高くないというという考えをお持ちの人も多くいるようです。
また、東京ではなくとも家賃の高さから少し離れたところから会社まで通勤しようと考えるサラリーマンは少なくありませんので、近くなくとも東京を中心とした関東圏で物件を探そうとするオーナーが多いのも事実です。
まとめ
不動産投資は、物件の購入金額見ればどうしても尻込みしてしまいます。ただ、収入の落ち着きや将来的な不安から30代と40代がオーナーの多くを占めていることもあり、基本的には長期的な家賃収益と返済で資産設計を行うという計画が中心です。
それは、「老後資産」や「生命保険代わり」といった単純に不動産経営で得られる家賃収入以外のメリットを享受することが別の形となって資産形成に繋がると考える人が多くなっているためです。
不動産投資は丸ごと物件を購入する一棟投資と認識している人もいますが、区分マンションなら一室から購入が可能で自己資金が少ない20代であっても運用が可能という点もサラリーマンに人気の理由でしょう。また、基本的には新築よりも中古物件のほうが利回りが高く、金融機関からも融資が受けやすいことから、都内の中古ワンルームマンションは非常に人気が高い投資となります。
多くの人が目的を持って行う不動産投資ですが、基本的な理由は将来への資産計画から経営を始める人も多く、一見高いように見える購入金額も長期的な運用からローンの返済や資産増加というのは他の投資に比べるとリスクを抑えて行えます。
もしも将来的に資産設計を少しずつ対策をしたいと考えている人は、この機会にぜひ不動産投資について理解を深めてみましょう。
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